ゆめみでのオンボーディング思想
プロアクティブに組織社会化戦術を進める
- 自律を重視するため組織社会化戦術の中でも、集団的、公式的、固定的なアプローチを過剰に行いすぎる弊害を嫌う
- ゆめみにおいては、自律性そのものが社会か戦術の核となるものであるため、自律性を阻害するような組織社会化戦術は避けなければならない
- そこで重要になるのが「プロアクティブ行動」である
- ゆめみでは過去の反省として、自律を求めながらも、組織の中で培われた振る舞いをオンボーディングの中ではしっかりと身につけるべき組織社会化戦術を強化していた際に、ダブルバインドのような状態に陥ることがあった
- そこで、ダブルバインドを回避するため、3ヶ月は組織社会化戦術をしっかりと行うようにして、4ヶ月目から自律とするような受け入れに切り替えました。
- しかし、それでは自律性が必ずしも優先されない状態になるという課題が長く続いていました。
- その後、試行錯誤の結果、現在の方針としては、組織社会化戦術として、集団的、公式的、固定的なものを受動的に実施させるのではなく、プロアクティブに学習させるというようにしました。つまり、自律が土台にあった上で、主体的に、組織社会化戦術を自らに組み入れるようにしました。
- その代表的な方法として、 セルフオンボーディング プログラム を充実化させている
脱社会化戦術
- 組織社会化戦術を進める中で、組織における役割・職務遂行を日常的に行えるような段階に来ると考えられる(Feldman 1976)
- 従って、組織社会化戦術とは別に、与えられた役割・職務においても更なるパフォーマンスの発揮ができるようなアプローチが必要となる
- その為に、ゆめみではシャドーの統合とDEIB(代表)宣言 〜ゆめみのつらみ〜 にあるように、5歳児の振る舞いを大切にするという方針を代表が掲げている
オンボーディング施策(組織社会化プロセス)
予期的社会化(STEP1)
入社前
- 自由度が高く、ユニークな会社であるブランディングの実施
- ゆめみオープンハンドブック🔰 による徹底的な透明性
- 自然体のカジュアル面談
- RJPの実施
- 不採用基準の公開
- 入社前面談と自律的配属決定
- SlackのOJTチャンネル参加
- ゆめみコンパス(行動優先順位ガイドライン🔰) にあるように、ナーチャリング・採用・育成業務をプロジェクトよりも優先して実施することを労働条件通知書に明記
組織適応(STEP2)
入社時
- @Ahocchi Kataoka(旧raycchi) からのウェルカムメッセージ
- メンター制度 におけるメンターの紹介
- 15分ガイドラインの説明
- オリエン
- ウェルカムランチ
入社3ヶ月間
- バディ制度
- の入社時面談
- の実施
- eNPSサーベイ
- セルフオンボーディング プログラム を通じて、Slack (OJTチャンネル)コミュニケーションガイドライン の実践
入社6ヶ月以降
- 各種周知設計
- ゆめみクイズ(今後再開していく)
現状の課題
- 中途入社の人の同期によるつながり作り
- 中途入社の人によるカルチャーアド