変更履歴
ゆめみコンパス(行動優先順位ガイドライン )
行動優先順位
- 自分の健康(パーソナルワーク)
- 家族、パートナーとの生活(ファミリーワーク)
- 仕事(カンパニーワーク)
- ナーチャリング
- 採用>異動(人材開発会議)>育成>必須研修
- プロジェクト・案件(委員会活動含む)
- サービス開発・技術開発(10%ルール含む)・社内サービス稼働
仕事の優先順位ルール
- ナーチャリング(小さな石)
- 工数上限も策定予定
- 採用・育成関連業務(稼働上限2-3%)(小さな石)
- 採用>異動(人材開発会議)>育成>必須研修の優先順位
- 採用・育成関連業務は2~3%にギルド毎の工数を収めること
- プロジェクト・案件(委員会活動:稼働上限あり)(大きな石)
- サービス開発・技術開発・社内サービス稼働(コーポレートエンジニアリングなど)
- サービス開発はマーケティング予算の中で実施
- 技術開発は投資上限の中で実施
- 社内サービス稼働は「委員会活動>社内サービス開発業務」で実施
すべての業務の中でナーチャリングをメンバーの最優先業務とする。次いで優先する業務は採用・育成関連業務の優先順位に沿って仕事を行うことをルールとする
石の入れ方(仕事における優先順位の考え方)
- ナーチャリングや、採用育成関連業務という「小さな石」をバケツに確保した上で、大きな石である案件稼働に使うことが大切
- ただし、採用育成関連業務はギルド全体で2~3%としているように、上限がある小さい石であるその枠の中で行うことが大切である
- もちろんある月だけ4%など3%を超える季節変動はあり得ることや、あくまでギルド全体での上限なので、個人単位では20%の稼働を割く人がいても良いし、そのように傾斜配分すべきではある
仕事(カンパニーワーク)の業務定義
(1) ナーチャリング業務の定義
以下のナーチャリング業務の詳細については記載(随時更新中)
① 顧客関係性醸成
- 取引したい顧客を決める・リストアップする
- SNSで繋がる、定期的にやり取りをする
- ネットワーキングの実施
- イベント、懇親会の参加
- 共催の勉強会開催
② 顧客の課題理解醸成
- (無償の)壁打ち、レビューの実施
- 顧客が必要とするような情報提供
- リサーチの実施
③ 顧客のゆめみ理解醸成
- 会社説明
- サービス説明
- 組織説明
- 人の説明
(2) 採用関連業務の定義
採用関連
採用マーケティング関連
注意(採用WGとの役割分担)
- 採用WG(ワーキンググループ)は上記の業務をメンバーが偏りなく分担できるように調整、推進、支援していく役割
- 決して、採用WGメンバーが上記業務の主担当という訳ではない。むしろ、なるべく採用WG以外のメンバーが上記採用関連業務を行うように推進、健全な無茶振りをする役割
- 求人イベント開催のスケジュールをrecruitチームに事前に確認して、参加者を募る調整などは採用WGで行うのが望ましい
(3)育成関連業務の定義
育成関連
稼働上限
採用関連業務・育成関連業務の稼働を合わせてギルド単位で全体稼働の2〜3%に収まるようにすることをガイドラインとする (2023/8/16〜)
ZACコードとしては、「採用関連業務_2024」「育成関連業務_2024」が対象となる
ただし、採用・育成は月によってばらつきがあるので四半期、半年単位で上限稼働に収まる形でコントールできれば良いとする
参考数値(23年度)
必須研修
- 会社、ギルド、チーム、プロジェクト毎に必須として定められた研修は受講すること
ゴミを拾う責任:プロジェクトでの動き方
以下に記載あるように、プロジェクトに参画する際にはデフォルトアサインに基づいてあらゆる役割・職務に対して、自身の職種や専門性・得意不得意に関わらず最善を尽くす(コミットする)ことが誓約されることになります
これによりプロジェクトにおいて顧客への提供価値を高めていくことを目的にします。いわゆるNetflixにおける「ゴミを拾う」責任として明確にしておきます
に記載あるように
- 一方で、チームのオーナーが特定のプロジェクトに対してメンバーをアサインする意思決定を行ったとしても、プロジェクト内での役割・職務のアサイン権限はプロジェクトオーナーが持ちます
ゴミを拾う責任(重要)
- 何もプロジェクトオーナーからの役割・職務のアサインがなければ、プロジェクトメンバーはプロジェクトにとって必要なあらゆる役割・職務に対して、自身の職種や専門性・得意不得意に関わらず最善を尽くすということを「デフォルトアサイン」とします
- 加えて、プロジェクト内での役割・職務のアサイン権限もプロジェクトマネージャーが持つため、プロジェクト全体の最適な意思決定につながるのであれば、プロジェクトマネージャーは、メンバー本人の希望や適性と短期的には相反する業務アサインも行う場合があります
- 他方で、チームメンバーのアサインはチームオーナーが意思決定できるため、チームにとってのリソース最適に繋がらないと判断される場合は、チームオーナーの判断で特定のプロジェクトからの離脱やプロジェクトで稼働できるリソースを極小化するということもあり得ます
稼働が空いた場合のあるべき動き方
- チームあるいはグループオーナーから要請に応じて、あるいは自ら情熱投資でプロジェクトに貢献する
- (既存案件の)業務カイゼンを進める(後述)or プリセールス
- グループの委員会活動や委員会のチケットを拾いにいって担当する
情熱投資(2024/7/1〜)
- プロジェクト学習と同様に、プロジェクトの売上項目として「情熱投資」というZACコードを作成する
- 情熱投資に関する工数は、プロジェクト学習と同様にプロジェクト原価には含まれないようにする
- 情熱投資であったとしても、アサイン権限はチームオーナーとプロジェクトオーナーにあるので、双方に確認は取る必要はある
業務カイゼンの3つ流れ
(1)問題分析と標準化
- 現在業務の評価、問題点の洗い出し、状態の可視化を行う
- ルール、標準、ガイドラインを明確にしながらドキュメント化を行う作業
その際、不要なドキュメントは削除する
参考)標準化の定義
(2)最適化
- 単純化(複雑さを取り除く・リファクタリング)
- 効率化
- 自動化
- 外部委託化
の順番で最適化を行い、他の標準的な能力を持つチームメンバーに対して、業務が容易化された状態にする事
(3)冗長化
上記の業務標準化を行なった上で、実際に他メンバーも業務を同じようにできる状態にする事
- レクチャー
- ペアワーク、ペアプロ、モブプロ
などを通じて行う
経営指標
2024年度組織運営方針
方針:"顧客(クライアント)”と関わる時間の最大化"を最優先に事業を運営していく
1. ギルドごとの案件稼働率80〜90%の状態をつくる ※最重要
- 顧客案件(請求稼働)に費やす時間を引き上げていくことが採算上は必須
- 稼働率だけではなく基準となる案件稼働”時間”を策定次第、全社に展開
- 内製比率を高めることで結果的にパートナー比率を平均17%程度にコントロール
- 1Q:18%、2Q:20%、3Q:18%、4Q:15%(平均:17.8%)
- ギルドの案件稼働率および時間が基準に達していた場合はパートナーと積極協業
- 商談づくり/受注率の向上にCROの染矢もコミットする
2. 採用・育成稼働は各ギルド2~3%の稼働におさめる
- 23年度実績(ZACより抽出)
3. 委員会稼働は各ギルドごとの基準時間内におさめる
- 方針
- 23年度と変わらず委員会活動は基準時間を設けた上で推進していく
- 全体:1280時間/月(全体比:2.2%・前期比:82.6%)
- 委員会稼働比率は全体の平均2〜2.5%をターゲットとする
- 委員会活動におけるギルドごとの基準時間は以下のDBを参照
ギルド名 | 月間ターゲット時間 | CRO室メモ |
---|---|---|
150 | 23年度平均:279時間 | |
150 | 23年度平均:276時間 | |
150 | 23年度平均:104時間 ※データビジネス(23年度平均:48時間)の一部が移籍したことで一定数増加を見込む | |
150 | 23年度平均:195時間 | |
150 | 23年度平均:141時間 | |
150 | 23年度平均:138時間 | |
150 | 23年度平均:131時間 | |
50 | 新設 | |
30 | 23年度平均:26時間 | |
30 | 23年度平均:0時間 | |
30 | 23年度平均:33時間 | |
30 | 23年度平均:19時間 | |
30 | ||
30 | 23年度平均:10時間 | |
都度設定 | 対象:レクリエーション委員会 |
4. プロジェクト利益率は40%以上を”基準値”とする
- 今期の営業利益率目標(5~8.4%)を達成する上では全社平均40%が基準
- 戦略的な受注方針により下回る場合は受注時のプロジェクト利益率の数値を案件単位では”基準値”とする
- “目標値”はプロジェクト利益率45%(2026年度の業績達成を見据えた数値)
5. 赤字案件(受注損失)を出さない
- CPMO室と連携し、赤字(受注損失)を出さない取り組みを強化
- 戦略的な受注方針による場合はこの限りではない