変更履歴
- 2018年10月15日〜 ランチ可能という位置付けでメンター制度実施
- 2019年8月22日〜 メンター制度はTBDという位置付けとして明示
- メンターの重要性は認めた上で、現状は明示的で有効なメンター制度というものが、発見されていないという前提で、ゆめみでは、2018年から3年ほど、TBD(今後要検討)という位置付けとなっていた
- 2021/5/25 メンター制度を改めて制度化
- 一方で、2021/5月から実施したJIKKENがうまくいく可能性があるので仮で制度化することにした
背景
- ピープルマネジメント担当の廃止を2018/10/15に行なった中で、従来のピープルマネジメント担当の役割分担が必要になり、メンター制度を用意して、ランチでをメンターに話を聞いてもらうようにしていた
- ランチを聞いてもらう分にはプロリクで実施可能なので、あえて制度化する必要もないとなり、メンター制度は一旦休止した
用語の定義
- メンタルモデル
- 物事の見方・捉え方
- メンタリング
- 相手に対して「新しい」メンタルモデルを提示すること
- メンター
- メンタリングを行う人
- メンティー
- メンタリングを受ける人
- メンターナビゲーター
- メンターを紹介してくれる人
メンターの重要性
- メンターというものは極めて重要な存在でありながらも以下の課題が一般的に組織には存在する
- 誰が適切なメンターかメンティーにとっては不明な場合がある
- 適切なメンターがいたとしても、メンターにとっては、誰にどのタイミングでメンタリングをすれば良いか不明な事が多い
- メンタリングは時にはお節介になる部分もあるので、メンティーがメンターに積極的に頼まないと実施されないこともある
- 優れたメンターではない人がメンタリングを行なった場合に誤った考えを提示することもある(ダニング・クルーガー効果)
メンター制度
- 本人の今後の成長にとって必要な要素、あるいは不要なつまづきを回避するためにメンターを組織・人材開発チームのメンターナビゲーターが指定するプロリクを出す
- 新人については入社時にメンターを指定する
- 指定されたメンターはメンタリング業務にコミットする
- メンターがメンター担当を辞退する場合は、メンティーのOJTチャンネルで辞退のプロリクを出すことで辞退可能
- 辞退があった場合は、再度新しいメンターを設定する
- メンターの数としては最大3名を目安とする
- メンティーは、組織・人材開発チームのメンターナビゲーターにメンターの指定や追加を依頼することできる
メンターの役割
- 節目節目でメンティーとの面談(コーチング、キャリアアドバイス的な観点含む)を行い、新しい物事の見方考え方を示す手助けをする
- メンティーがOJTチャンネルで呟く内容について示唆やアドバイスを与える
メンターナビゲーターの役割
- 本人の成長に役立つ人をメンターとして紹介する
- 本人と同じ性質を持っている人を紹介して相乗効果を高める
- 本人には足りないメンタルモデルを持っている人を紹介して、新しい気づきを与える
- 本人の成長の阻害要因を取り除いてくれる人をメンターとして紹介する
- 本人には足りない経験や知識を持っており、支援、アドバイスをしてくれてつまづきを回避してくれる
- 普段からグループ横断して人を観ておくこと
- OJTチャンネルとしては100名以上のSlackチャンネルを見ておくこと
メンターナビゲーター
- @Ahocchi Kataoka(旧raycchi)
- @Shusuke Toda
その他:バディ制度
- 入社前から入社後6ヶ月の受け入れはバディが行う
備考
- 入社したての新人は誰が適切なメンターか本人には判断が困難なので、新人に対して入社前にメンター割り当てについてのレビュー依頼は不要とする
- メンターはあくまでメンタルモデルを提示する事が中心的な役割
- 現状は幅広いメンバーの中から本人が自身にとって適切なメンターを見つけることは困難だとして、全メンバーを幅広く把握する担当を用意して、その担当がメンターを指定するようにする
- 中期的にはデータを蓄積して機械学習などにより判断支援ができるようにする
過去実施した施策
- 外部の有識者と顧問契約を締結して定期的なメンタリングを受けた人が、メンタルモデルを社内に展開した
- 201_hr_home's vi
- 315_branding_consul
- また、OJTチャネルでメンティーの疑問に対して、気づいた人がメンタリングを行う事は現在も行っている
- 外部の顧問契約による壁打ちなどを通じたメンタリングは今後も継続する
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