給与改定プロリクについて申請時に却下されるケースについて
リリース
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考え方
- 大前提として、給与は人材市場評価及び社内年収相場によって大きく影響を受ける
- 本人は人材エージェントなどからの情報により市場評価を参考にしながら、最終的には、自分が会社に提供する価値を値決めして希望年収を提示をする
- そして、会社は本人が提供する価値を、提示された金額を受け入れて投資する、あるいは投資できる金額を提示して、本人がそれを受け入れるかどうかのやりとりがされる
- 以上が一般的な中途入社プロセスであり、多くの会社が同じ方法をとっている
- 考え方としては、入社後も同じ方式に近いやり方を繰り返すというものである
- また、重要なのは信頼にもとづいて会社が投資をするという部分であり、本人への貢献期待にもとづいてされるものである
- その上で、給与は衛生要因として、生活給としての側面もあることも現実である。従って、それぞれに個人の生活に必要な給与を設定可能にする(KIZUNA(生活不安解消制度)・暫定給与)
給与制度の考え方詳細
基本的な給与体系
- 月給制
- 想定年収の12で割った賃金を毎月月給として支給
- 月給の内訳
- 基本給
- 固定残業手当(40時間の残業代含む)
- 業績賞与
- 年3回支給(3月・9月・12月)
- 備考
- 想定年収・年俸には交通費は含まれない
給与の自己決定方法
決定方法
- プロリクで行う
- コミッター
- 本人と902_salary チームのコミッター
- コミッターを追加して自分の給与を他の人に決めてもらう事もできる
- 自己決定の意味
- 本人含むコミッターを自己と定義して自己で決められるという意味
- プロリクを行うSlack チャンネル
- 902_salary_engineer エンジニア
- 902_salary_creator デザイナー
- 902_salary_sales_marketing 営業・マーケティング
- 902_salary_management プロジェクトマネージャー、EM
- 902_salary_corporate コーポレート
プロリク方法
メンバー本人がチームに対してレビューをもらう方法
参考)給与プロリクテンプレ
給与プロリクテンプレート(プロダクトエンジニア)給与プロリクテンプレート(プロダクトエンジニア) (1)給与プロリクテンプレート(プロジェクトマネージャー)
STEP1:キャリアプランの作成
- Notionでキャリアプランを作成すること
- 参考)
- 中途:
- 新卒:
- フォーマット)
STEP2 :年収額のレビュー
- 902_salary に関連する各種職種ごとのSlackチャネルに「年収額」をレビュー依頼する
- その際にキャリアプランを提示すること
- キャリアプランが分からないと、それに沿ったレビューやコメントがしにくいため
- スレッドで3人以上からレビューをもらう事
STEP3:
- STEP1でレビューを受けた年収額で、X-pointの稟議書(給与改定)から変更後「年収」欄に記載して申請
メンバー本人が社内のキャリアコンサルタント担当にレビューをもらう方法
- キャリア面談をSlackで依頼する
- @Shingo Matsuda 松田 新吾
- 松田さんが外部のキャリアコンサルタントとのブリッジとなって市場年収相場をフィードバックする場合があります
- @Fumiko Sakuma 佐久間 史子
備考
- レビュー後、年収改定のコミット(X-point申請)をコミッターが直ちに行わないこともあるが、プロリクは半年間有効として、その期間の間に申請すれば良いとする
- 給与の変更は申請が承認された翌月から、支給額の変更は翌々月の15日の給与支払いのタイミングからとなる。
給与改定(X-point)申請条件
改定申請には以下の条件を満たすことが必要となります
条件1:YUMETAMI(星取表・職位)の更新
前回の改定以降、YUMETAMIの星取表の更新が行われている事が必須
職位を変更する場合は、職位確定後、YUMETAMIの職位も変更すること
条件2:キャリアプラン(職位ガイドラインに沿った自己評価含む)作成・更新
前回の改定以降、Notionの個人のページに「キャリアプラン」を記載する
- 以下のフォーマットを基本的には使ってください
- エンジニア職については、職位ガイドライン詳細に沿った自己評価とLapras URLを含めることとする (注意:プライベートリポジトリの活動もLapras評価に反映させること:方法)
- デザイナー職についてはポートフォリオを含めることとする
条件3:キャリア面談の実施
前回の改定以降、キャリア面談を受けることが必要となる
条件4:プロジェクト貢献の記載(2024/5/27〜)
営業職・PM職・EM職以外の職種のリード職位までの人はプロジェクト貢献指標の自己評価を行うこと
- 評価
- 直近1年間(あるいは入社以降)の平均月間労働時間及び案件稼働率
- プロジェクト貢献内容の具体的なものはキャリアプランシートに記載する
営業職・PM職・EM職および、それ以外の職種のシニア職位以上は以下を記載すること
- プロジェクト貢献として成果指標があれば記載(売上・利益率・受注率・顧客満足度他)
- 直近1年間(あるいは入社以降)の平均月間労働時間及び案件稼働率
- プロジェクト貢献内容の具体的なものはキャリアプランシートに記載する
条件5:ランク及びレンジ内年収額のプロリク
ランク決定や年収額の決定においては、期待や見込み・背伸びやプレッシャーをかけるために高くするのは自己正当化である可能性があります。あくまで、実績などにもとづいて決定してください。
- (必須)年収額についてのレビューが3件以上ある
- 上記のレビューが3件以上ない場合はX-pointの給与改定の申請が却下される
- 1件以上は、昇格後のランク以上の人からのレビューを含むこと (2024/4/1〜)さ
- 例:現在プロフェッショナルのランクのエンジニアの人がサブリードのランクへの昇格の給与プロリクを行う場合は、サブリード以上のランクの人からのレビューをもらう必要がある
- ただし、昇格後のランク以上の人が社内にいない場合は、代表取締役からのレビューをもらうことが可能
- (必須)プロジェクト貢献についてのレビューはプロジェクトオーナー(通常はPM)からのレビューを必須とすること
条件6:シニア職位の場合「リーダーシップアセスメントの実施」
- シニア職位以上での給与プロリクを行う場合に、リーダーシップサークルプロファイルというアセスメントを実施した上で専門コーチとのコーチングを受けること
- ただし、給与プロリクを行ってから1ヶ月以内に申し込みする形でも良い
- 申込はコーチングチャンネル(#201_coaching)に依頼する
プロジェクト貢献指標
- 稼働時間
- 単価期間あたりの生産性
- 役割・職務範囲にこだわらない動き方
- 能動的な仕事の進め方
合計ポイントとレンジの関係性
B:1point | A: 2point | S:3point | SS:4point | SSS:5point | ||
項目1 | 稼働時間(日平均)
過去半年間の稼働時間(有休消化含む労働時間)の日平均 | 8h/day未満
業界標準を下回る | 8h/day〜
業界標準をやや下回る | 8.5h/day〜
業界標準相当 | 9h/day〜
業界標準をやや超える | 9.5/day〜
これ以上の稼働は控えた方が良い上限 |
項目2 | 単位期間生産性
該当ランクのメンバーと比較した、過去半年間の単位期間あたり生産性
| 低い
ランク内での下位レベル or
セルフマネジメント業務(ZAC)が20時間超/月 | やや低い
ランク内での標準レベルよりは低い or
セルフマネジメント業務(ZAC)が15時間超/月 | 標準
ランク内での標準レベル
かつ
セルフマネジメント業務(ZAC)が10時間未満/月 | 高い
ランク内での標準レベルよりも高い | かなり高い
上位ランクレベルの生産性 |
項目3 | ゴミを拾う責任
職種やランクで期待される役割と比較した場合の案件における役割範囲の広さ | 狭い
ランクで期待される役割をまだ十分には遂行できていない | やや狭い
ランクで期待される専門的な役割は十分に遂行できている | 標準
ランクで期待される専門的な役割以外の周辺の役割も十分に遂行できている。 | 広い
ランクで期待された専門的な役割以外の周辺の役割も遂行した上で、自身の職種に限らない役割・工程も遂行できている | かなり広い
自身の職種に限らない役割・工程の遂行に加えて、上位ランクの役割・職務にも挑戦できている |
項目4 | 能動性
案件アサインや、案件内での役割・職務アサインに対して該当ランクで期待される能動性に対して | 低い
アサインに対して受け見、あるいは依頼に対して反応がないことも多い | やや低い
速やかな手挙げが必ずしもできているわけではないが、依頼に対して何かしらの速やかな反応はほぼできている | 標準
普段から実施できる時は、速やかな手挙げを中心に仕事ができている | 高い
依頼されなくとも先回りして自ら動くことができている | かなり高い
周りが想定していないことを、持込提案するなど実施している |
ゴミを拾う責任についてはNetflixの定義を参考にしており を参照してください(私たちの仕事がゴミという価値がないという意味では勿論ないです)
- 合計4〜20pointの中でレンジの中での給与を自己決定(12pointがレンジの中央値)
- 4項目のそれぞれに対して、1-5pointでの自己評価をする
- 合計が4pointであればレンジの下限に近く、合計20pointであればレンジの上限近くを、あくまで目安とした上でプロリクを出す
- 加点評価も加えて、合計20pointを超える場合でもランクで定められたレンジの上限を超えないものとする
例として、職位ガイドラインに基づいて、チーフプロフェッショナルのランクを決定した後、ランク内の給与レンジ(600〜650万)については、合計ポイントに基づいて決める
ただし、合計ポイントには、以下の加点要素を反映させる
加点要素
プロジェクト貢献(加点要素)
- 顧客から指名で自身が評価を得ている、かつ項目4がSS評価以上 +1point
組織貢献(加点要素)
- メインに所属しているギルドの過去半年間の平均案件稼働率が85%を超えている、かつ自身の項目1がSS評価以上 +1point
- 項目1、項目3の評価が両方ともSS評価以上かつ、社内プロジェクトの稼働率も10%以上ある場合 +1point
給与プロリクによるランクアップ条件(2024/10/1以降適用)
給与プロリクを行ってランクアップする条件として以下を満たすものとする
ランクアップ(昇格)とは
- プロフェッショナルランク→チーフプロフェッショナルランクのようにランクを上げることを指します
- 従って、プロフェッショナルランク内での昇給(年収アップ)として、540万→550万のようなランクアップを伴わない昇給については対象外となります
ランクアップ(昇格)条件
- 過去1年間(新人の場合は入社時から起算)の中で、他者に対してEGNフィードバックを月平均1回以上行っていること
- 例えば直近1ヶ月で12回フィードバックしていれば条件達成
申請方法
- 給与プロリク実施時に、確認可能なEGNフィードバックの件数と、内容を記載すること
- 内容記載方法例
- 、 、slackチャンネル、figjam、録画動画など何かしら記録されている内容へのリンクを記載
その他:制度・キャンペーン
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おまかせ給与制度(JIKKEN)(2024/1/11〜2024/9/30)
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オーナーによる調整昇給
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業績賞与
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オンサイトワーク賞与(キャンペーン)(2024/8/9〜)
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リクルーター応援キャンペーン(26卒対象)(2024/9/1〜)
FAQ
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その他給与についての制度・情報
KIZUNA(生活不安解消制度)給与・他社比較情報給与・他社比較情報参考
給与自己決定制度の改変(プロジェクト貢献指標について)解説動画
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