リリース
2018/10/15〜 β版リリース2019/2/2 賞与制度の廃止、年俸制移行、および特別手当の設定
2019/2/15 2019/4/1〜給与自己決定制度リリースのプロリク実施2019/4/1〜 給与自己決定リリース
2019/4/20〜 給与減額のプロリクの明確化
2019/5/1〜 給与改定申請条件に星取表の更新が追加
2019/8/1〜 給与改定プロセスとして、年収レンジをSlackチャネルにレビュー依頼するフローに変更
2019/8/1~ 社内のキャリアコンサルタント担当が1名増えました(佐久間さん)
2020/4/20〜 プロリクによる年収レンジ案は半年間有効とする旨を明示的にした
代表取締役は1年間の昇給幅として年収の3%を上限として、プロリクを行わずにX-pointで人事レビューを行った上で給与を強制的に昇給する事ができる
2020/8/3 給与改定の条件としての星取表がConfluenceからYumetamiに変更
2020/8/25 メンバーのみなさまが、キャリア面談受ける・キャリアプラン記入/考える 等の時間についてのZACコード:jinjiと明記しました2020/10/13 特別手当を年4回支給から年3回支給に変更して業績賞与という位置付けにする(※年4回支給すると賞与の要件にできなくなるため)
2020年12月支給の特別賞与に限り、実験として社員のプロリクによって相手に業績賞与を支給できるようにする
- 2020/11/23 賞与の名称を業績賞与に変更
- 2021/1/8 給与改定条件としてプロリクのレビューを3人以上からもらう内容を追加
- 2021/9/7 給与レンジの下限が600万以下の給与改定については、プロリクで提示する給与レンジは20万以内にすることに。背景としては新卒の成長は短期間で著しいため代表がプロリクをあげることも限界があるため
- 2021/10/11 600万以下の給与改定については、給与レンジではなくて絶対金額を提示することにする。職位ガイドラインを明確にする中で、金額も明示的にしてレビューしやすくしたり、他の人の参考にしやすくするため。実態として、給与レンジを示す人の大多数は給与レンジの上限値をX-pointで申請するので、給与レンジについてはない方がより実態に合うという事もあるため 。また、キャリアプランとともに、エンジニアについては、職位ガイドラインに沿った自己評価を提示する事
- 2021/10/25
- 650万以下の給与改定は、絶対金額を提示すること、650万超える給与改定については、50万のレンジでプロリクを行うこと
- 職位を変更する場合は、YUMETAMIの職位も変更すること
- 2021/11/4
- キャリアプランには、キャリア実績を含めること、またエンジニアであればLaprasURL、デザイナーはポートフォリオを含めること
- 2022/1/12
- 800万以下の給与改定は、絶対金額を提示すること、800万超える給与改定については、50万以内のレンジでプロリクを行うこと
- 2022/1/31
- シニア職位については多くの人に影響を与える役割でありリーダーシップのあり方については深いフィードバックをもらう必要もあるので、シニア職位での給与プロリク条件として、リーダーシップサークルプロファイルを受けることとする(JIKKEN)
- ただし、給与プロリクを出してから1ヶ月以内に申し込みをする形で良い
- 2022/3/08
- 業績賞与支給スケジュールは、申請があった月の翌々月以降の賞与支給月(3月、9月、12月)
- 2022/5/27
- 給与(レンジ)の額は、プロリクの投稿に返信する形でスレッドで記入をすることによって、給与額が意図して他の人に見えないようにすること 。目的としては意図せず他人の給与額を見ることによってストレスを感じる人が出ないようにするため
- 2022/06/17
- 自身の業績賞与は出せないようになっていたが、スマート&ハードワークなどの対応含めて、自分で申請できるようにするため変更
- 給与改定において、プロリクでは給与レンジではなくて絶対金額を提示することに変更(これまでは800万以上は、50万のレンジでの提示だった)
- 2022/07/27
- を推奨として記載給与プロリクテンプレート(アプリケーションエンジニア)
- 2022/09/30
- 年収評価においては採用マーケティングにおける貢献度、個人の認知度・SNSでの影響度なども加味する
- 2022/11/15
- を推奨として記載
- 2023/3/29
- (必須)年収額あるいは職位ガイドラインのチェック項目についてのレビューが3件以上あるという項目を追加
考え方
- 大前提として、給与は人材市場評価及び社内年収相場によって大きく影響を受ける
- 本人は人材エージェントなどからの情報により市場評価を参考にしながら、最終的には、自分が会社に提供する価値を値決めして希望年収を提示をする
- そして、会社は本人が提供する価値を、提示された金額を受け入れて投資する、あるいは投資できる金額を提示して、本人がそれを受け入れるかどうかのやりとりがされる
- 以上が一般的な中途入社プロセスであり、多くの会社が同じ方法をとっている
- 考え方としては、入社後も同じ方式に近いやり方を繰り返すというものである
- また、重要なのは信頼にもとづいて会社が投資をするという部分であり、本人への貢献期待にもとづいてされるものである
- その上で、給与は衛生要因として、生活給としての側面もあることも現実である。従って、それぞれに個人の生活に必要な給与を設定可能にする(KIZUNA(生活不安解消制度)・暫定給与)
給与制度の考え方詳細
基本的な給与体系
- 月給制
- 想定年収の12で割った賃金を毎月月給として支給
- 月給の内訳
- 基本給
- 固定残業手当(40時間の残業代含む)
- 業績賞与
- 年3回支給(3月・9月・12月)
- 備考
- 想定年収・年俸には交通費は含まれない
給与の自己決定 方法
決定方法
- プロリクで行う
- コミッター
- 本人と902_salary チームのコミッター
- コミッターを追加して自分の給与を他の人に決めてもらう事もできる
- 自己決定の意味
- 本人含むコミッターを自己と定義して自己で決められるという意味
- プロリクを行うSlack チャンネル
- 902_salary_engineer エンジニア
- 902_salary_creator デザイナー
- 902_salary_sales_marketing 営業・マーケティング
- 902_salary_management プロジェクトマネージャー、EM
- 902_salary_corporate コーポレート
プロリク方法
メンバー本人がチームに対してレビューをもらう方法
参考)給与プロリクテンプレ
STEP1:キャリアプランの作成
- Notionでキャリアプランを作成すること
- 参考)
STEP2 :年収額のレビュー
- 902_salary に関連する各種職種ごとのSlackチャネルに「年収額」をレビュー依頼する
- その際にキャリアプランを提示すること
- キャリアプランが分からないと、それに沿ったレビューやコメントがしにくいため
- スレッドで3人以上からレビューをもらう事
STEP3:
- STEP1でレビューを受けた年収額で、X-pointの稟議書(給与改定)から変更後「年収」欄に記載して申請
メンバー本人が社内のキャリアコンサルタント担当にレビューをもらう方法
- キャリア面談をSlackで依頼する
- @Shingo Matsuda 松田 新吾
- 松田さんが外部のキャリアコンサルタントとのブリッジとなって市場年収相場をフィードバックする場合があります
- @Fumiko Sakuma 佐久間 史子
備考
- 年収額は、670万のように絶対額で指定する
- レビュー後、年収改定のコミット(X-point申請)をコミッターが直ちに行わないこともあるが、プロリクは半年間有効として、その期間の間に申請すれば良いとする
- 給与の変更は申請が承認された翌月から、支給額の変更は翌々月の15日の給与支払いのタイミングからとなる
給与改定(X-point)申請条件
改定申請には以下の4つの条件が必要となります
条件1:YUMETAMI(星取表・職位)の更新
条件2:キャリアプラン(職位ガイドラインに沿った自己評価含む)作成・更新
前回の改定以降、Notionの個人のページに「キャリアプラン」を記載する
- フォーマットは自由であるが、以下を含めること
- 過去の経歴、実績
- どのような専門性を身につけていきたいかなどの方針
- エンジニア職については、職位ガイドライン詳細に沿った自己評価とLapras URLを含めることとする (注意:プライベートリポジトリの活動もLapras評価に反映させること:方法)
- デザイナー職についてはポートフォリオを含めることとする
キャリアプラン参考
条件3:キャリア面談の実施
前回の改定以降、キャリア面談を受けることが必要となる
条件4:年収額のプロリク
- (必須)年収額についてのレビューが3件以上ある
- 上記のレビューが3件以上ない場合はX-pointの給与改定の申請が却下される
条件5:シニア職位におけるリーダーシップアセスメントの実施
- シニア職位での給与プロリクを行う場合に、リーダーシップサークルプロファイルというアセスメントを実施した上で専門コーチとのコーチングを受けること
- ただし、給与プロリクを行ってから1ヶ月以内に申し込みする形で良い。
- 申込はコーチングチャンネル(#201_coaching)に依頼する
代表取締役による調整昇給
背景
- 全体の給与バランスの観点から代表取締役がコミッターとしてプロリクをあげる事がまだ多い(全体の4割)
- 一方で、代表が打診しても本人がまだそのタイミングではないと昇給申請を行わないケースが20%程度発生している
- そのうちの一部は半年間のプロリク有効期間にX-pointから申請すれば良いが、一部は本人の過小評価が理由となっている
調整昇給
- 各種バランスを考慮して代表取締役が昇給を行う
プロセス
- 代表取締役がX-pointから人事稟議を行い人事レビューの元、年収の3%を上限目安に昇給を実施する
- 給与変更月の前月末までに辞令がメールで周知され、本人の承認は必要とせず昇給は行われる
- 本人が昇給を否決するには、昇給を元に戻す人事稟議を本人が申請する必要がある
- 人事稟議を申請する期限は、辞令を受け取ってから3営業日以内とする
- 期限を過ぎてから昇給を元に戻すには、通常の給与改定のプロリクを必要とする
備考
- 調整昇給については、通常のプロリクによるプロセスとは異なりSlackチャネル上でのレビューは行われないが、レビューを必要とする条件を設定することはある(2021/1/8~)
- 調整昇給は、昇給のみについてのプロセスとなり、減給についてのプロセスは規定しない
業績賞与
コンセプト
- 年収から期待された業績貢献を大幅に超えた場合に支給される臨時的な手当
概要
- 年3回(9月・12月・3月の給与支給)メンバーが申請をして、本人(アルバイト除く)に業績賞与を支給する
- 自身の業績賞与を自身が申請することも可能とする(2022/06~)
決定方法
- その1 <代表承認>
- 本人以外のメンバーがX-pointの「人事稟議」申請をして、代表取締役が決済
その2<社員プロリク>(2020/12月だけ実験的に実施したが、その後は実施せず)プロリクにより社員が他の社員に業績賞与を支給できるただし、902_salaryチャンネルへのプロリクが必要(メンション先は @salary)人事記録に記録する都合上、上記のX-pointへの申請は必要となるプロリクの原則により、別のコミッターから上書きをされる可能性は残る
備考
- 却下率実績50%以上
- 1万、2万といった金額で相手の努力を認めたいといった内容は対象外、却下
- 臨時支給が必要なぐらい明らかに大幅な業績貢献がないと対象外
- 対象者と金額、理由を記載して申請する
- 承認された場合、理由については対象者に開示されるが申請者の名前は伏せられる
- 申請があった月の翌々月以降の賞与支給月(3月、9月、12月)
スマート&ハードワーク(JIKKEN)
※2022年度でJIKKEN終了、振り返りを踏まえて今後のあり方を検討する
背景
アトミックスクラム認定資格アソシエイトレベルの生産性高い働き方を維持した上で、月間労働時間200時間などハードワークを実施することはできる一方で固定残業制のため160時間働いても、200時間働いても年収は変わらないが、生産高を増やすことは可能生産性を高くした上で、140時間労働を行い副業で働く働き方もあり、一つの働き方として推奨はしている一方で、生産性高いスマートな働き方を維持した上で、一定のハードワークを意図的に行う事でアウトカムをより多く出す働き方を選ぶこともできるようにしたい
内容
月間200時間を目安として、残業代を発生させない範囲でハードワークを定常的に行う場合、年に一回の賞与をプロリクで自己決定できる
対象期間
2022年度に限りJIKKENとして行う
対象者
固定残業生制の社員で、月間平均労働時間200時間を目安として、残業代を発生させない範囲でハードワークを1年間定常的に行う人
賞与プロリク実施方法
各職種毎のsalaryチャンネルで年間の賞与の金額をプロリクしてスマート&ハードワークの働き方を行う際に決定するプロリクには平均月間労働時間の目安を提示する賞与支給は年3回あるので、その支給タイミングに合わせて賞与プロリクを年に最大3回行う事ができる賞与支給のタイミングは、スマート&ハードワークを一年間行った事後である必要はなく、スマート&ハードワークを行い始めたタイミングであっても良い1回目の賞与支給を年間賞与支給総額の1/3にして、その後の成果に基づいて、総額を調整するなども可能
備考
生産性低い働き方の結果、超過労働になっているケースは対象外とする定常的に休日出勤労働が発生している人は対象外とする月間200時間労働に休日出勤労働は含まれない土日の休稼を月間200時間に含めても良い想定としては、委員会活動を大幅に増やしたり、参画プロジェクトを複数受け持つなどの働き方が想定の一つ
FAQ
- 毎月の給与改定のタイミングで、コミッターによって給与の減額がプロリクが行われることがあります
- 例えば、技術変化が進む中で、本人の能力開発・学習が進まず、発揮可能な能力の低下、定常的に創出する成果が低下する場合などに給与が下がる事がありえます
- 給与を下げるプロリクは、自由な意思により基づいてされたものであると認めるに足る合理的な理由であるとされる為に、社内ワークフロー(人事稟議)によって、メンバー本人が同意をするものとします
- ないです
- 一旦、その意思決定は、実行されます
- 具体的には、本人が給与改定プロリクをSlackで行った後にX-pointで申請をして承認待ちの最中に、別途上書きプロリクがされた場合には、承認待ちだったX-pointの申請が却下あるいは差し戻しになる場合があります
- 上書きプロリクに対して、さらに本人不服の場合でもロールバックして当初の給与改定プロリクの前の状態に戻ることもあります(コンフリクトの例と解消方法・ロールバック参照)
- 必ずしも必要はないです
- ただ、自分の能力の棚卸、キャリアの再確認、面談を行うという事で、年収額提示をする流れが自然な流れだとは思います
- 評価の対象となります
- 少なくとも以下のような観点で認知度・影響度が高い場合は年収想定20〜100万を目安に加味されます
- SNSで業界におけるフォロワー数