ステータス
- 2018/11/1〜開始
- 2018/11/17 異議申立てのルールを追加
- 2019/4/20 異議申し立てのルールのより明確化
- 2020/5/30:愚痴についての記述を追加、重要なポイントの項目を追加、RayWoWFMへのリンクを追記
- 2020/6/7:誹謗中傷、侮辱的な発言について追記、愚痴について追記、陰口による政治行為を削除
- 2021/7/13 ジェンダー、LGBT/SOGI、障害、人種、エスニシティ、年齢、宗教に関する差別を行う場合を対象に追加
- 2022/5/13 イエローカード申請フローとしてX-pointの人事稟議を必要とした上で、hrチームが内容を判断するフローに変更
- 2022/6/2 業務上必要なコミュニケーションを正当な理由なく拒否することを対象行動に追加
- 2022/11/7 イエローカードの付与およびその後の関係性修復は201_mediationチームが行うとする
- 2023/11/9 「イエローカード制度についての説明・解説」がRayWoWFMへのリンクが画像になっていたのでpodcastリンクに変更
- 2024/8/30 イエローカードの無効化について
背景
- バリュー(自律・自学・自責)をできると信頼がある前提で、全ての運用ルールは成り立っている
- 人は誤解や、間違いをすることがあり、それによってバリューを実施できない場合もある
- それによって本人や周囲や傷つくのを防ぎ、守る必要がある
- 対象行為追加(2020/6/7)
- 誹謗中傷、侮辱的な発言の扱いとしては政治行為につながらない限りはイエローカードの対象となっていなかった
- 愚痴の取り扱いは対象外だった
- 一方で、誹謗中傷などについては暴力的なコミュニケーションや社内評価を下げる行為に繋がるため明確な取り扱いが必要になってきている
- OJTチャンネルで、感情を出すという事を推奨しているが、暴力的な発言について社内の大多数の常識を超えた発言についての取り扱いを考えるタイミングに来ている
目的
- 本人や周囲が傷つくのを防ぎ、守るため
- 本人の成長への気づきを与えることで、バリューを実施できるようにするため
イエローカード制度についての説明・解説
概要
- 就業規則(服務規程)の禁止対象行為を行うメンバーを対象として、メンバーや代表取締役がイエローカードを渡すことができる
- イエローカードは、あらゆるメンバーが渡すことができる
イエローカード申請フロー
申請フロー
- イエローカードは理由などを記載の上、X-pointの人事稟議>人事稟議から申請を行う
- 200_hr(人事)で内容を吟味し、イエローカード適用、棄却がなされる
- この際、人事チームから個別にヒアリングが行われる場合もある
- 適用となった場合は、201_mediationチームがイエローカードを付与する
- 201_mediationチーム立ち会いのもと、当事者間のグループDMが作成され、イエローカードが提示された旨連絡が行く
- イエローカード提示後でも対立解消プロセスにより解消された場合、イエローカードは取り消される
- なお、イエローカードの原因が同じであれば、複数のイエローカードが提示されたとしても代表して、誰かのイエローカードを採用して「1枚」として扱う
- 適用になった場合に、イエローカードを受けた本人は、200_hr(人事)に異議申し立てをすることができる
- 不服や関係性修復に必要だと判断した場合には、201_mediationチームが支援、関与していく
イエローカード適用効果について
- イエローカード2枚でメンバーオプション契約が解約扱い・非適用となる。
- 適用になった場合でも、その原因となった事態が解決したと、提示した本人あるいは200_hr(人事)が判断した場合、イエローカードは取り消される
- 社員になった後、イエローカードが取り消されて、有効なイエローカードが1枚以下になることで、再びメンバーオプションが適用されてメンバーになる
禁止対象行為
- 就業規則(服務規程)の禁止対象に当てはまる行為
- 勤怠ルールを守らない
- 整理整頓を怠る
- 技術の研鑽を行わない
- 服装・身なりで他人に不快感を与える
- 誹謗中傷や侮辱する発言を行う事(事実を問わず、相手の社内評価を下げる可能性がある発言を、不特定多数の人に広がる可能性がある形で発言した場合)
- 社内・社外の(不)特定の人物に対して侮辱的、暴力的な発言を社内通念上の常識の範囲を超えて、かつ多数の人が知る形で発言する行為(参考:生産性低下に繋がる)
- ジェンダー、LGBT/SOGI、障害、人種、エスニシティ、年齢、宗教に関する差別を行う場合
- 情報を操作したり噂などで他人を操作する「政治工作」
- 愚痴を重ねることによって、愚痴を聞いてもらう相手を操作して「政治工作」につなげたり、愚痴を聞いてもらう相手の精神を結果として傷つける暴力的コミュニケーションになる場合
- SNSでの会社のブランドを棄損する発言(参考:Twitterルール、ソーシャルメディア活用ガイドライン)
- 他責的あるいは暴力的コミュニケーションを相手に行う
- 業務上必要なコミュニケーションを正当な理由なく拒否すること(2022/6/27追加)
- 約束を守らない
- Bad News Fastを行わない
- イエローカードを乱用する
用語定義
- 愚痴は「愚痴の定義」を参照すること
- 政治工作
- 自分に利益誘導を行う行為
重要なポイント
- 普段は、周りが楽しくなる冗談として「それ、イエローカードだよ」と頻度多く言って、言い慣れる、言われ慣れるようにする事
- 望ましくない行動になるに従って、相手に注意、警告、危険のような段階が伝わるように「それ、イエローカードだよ」と真剣に、深刻に伝える事
- 2.でも解消しない場合は #200_hr による判断を仰ぐ [第三者による仲裁]
発言についての注意点
- 相手は◯◯◯◯だという人格を断定する表現ではなく、自分は◯◯◯だと感じるという表現で行う
- 侮辱的、暴力的な発言は慎む事
- 一方で、OJTチャンネルガイドラインの会社批判にあるように、事実をもとにして意見・批評・提言する事は推奨されている
- 相手の人格を論じるのではなく、人格から切り離された「行為」や「意見」についての解釈を論じる事はむしろ重要であり、それがゆめみの価値の一つである。
対立解消プロセスについて
- 当事者間での直接対話により対立解消を試みる
- 適用になった場合でも、その原因となった事態が解決したと、提示した本人あるいは #200_hr が判断した場合、イエローカードは取り消される
- 1.でも解消しない場合は、第三者(調停チームもしくは当事者が指定した人物)を交えた対話を試みる [第三者による調停]
- 2.でも解消しない場合、再度 #200_hr に最終的な判断を委ねる [第三者による仲裁]
FAQ
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