DSL (ドメイン固有言語)

ドメイン固有言語 (DSL, Domain Specific Language) は、ある特定の目的を達成することだけに照準を絞った、独自の言語環境です。ドメイン固有言語を用いることで、ある特定の目的に特化した内容を簡潔に記載できる利点があります。

ドメイン固有言語には 外部 DSL と 内部 DSL とがあり、前者は独自の言語環境が独立して存在しているのに対して、後者は汎用プログラミング言語の中に組み込む形でコード内の一部に固有の記法とが共存します。

Swift では @resultBuilder という仕組みを使って、独自のドメイン固有言語を Swift 内で定義できるようになっています。そしてそれを Swift コード内で使うときには通常のコードにその独自言語を混在させて、一般的な Swift プログラムコードとは異なる目的に対して簡潔に目的の動作を表現できるようになります。