概要
製本版にするか電子版にするかでも締め切りに対するアプローチの仕方が変わってくる。
製作する同人誌を、製本版で用意するか、電子版で用意するか、または両方か、そういった本の形態について決めておくことも実際の執筆に影響することがあります。
たとえば、電子版なら印刷費がかからないため躊躇なく本文をフルカラーで製作できますし、製本版なら紙に印刷するのを想定して偶数ページか奇数ページかを考慮したレイアウト調整を図ったりするかもしれません。製本版か電子版で特性が違ってくる都合、書き始める前に決めておくと何かとスムーズに制作が進む可能性が出てきます。もっとも、この辺りは慣れてこないと分からないところもありますし、考慮しなくてもそれほど問題にならないところですので、最初のうちはここは気にしないで書き進めてしまうのが良いでしょう。そのうち必ず、こだわりたくなるときが訪れると思うので、そのときになったら考え始めればじゅうぶんです。