概要
表紙はどんな構成になっているのか。表紙を発注する上で必ず出てくる「表1」みたいなところを説明する。
表紙はその部分によって細かく呼び分けがされていて、表1、表2、表3、表4と表現されます。ちなみに「表1」の読み方は「ひょういち」です。表1と表2がそれぞれ表表紙の外側と内側に、表3と表4が裏表紙のこちらは内側と外側に当たります。
同人誌を扱う印刷所では、表1と表4のみを扱うのが一般的な様子ですので、技術同人誌の表紙を作る際には、普通は表1と表4を制作することになります。
表紙にはさらに「背表紙」がある場合もあります。無線綴じのとき、本の背になる厚みの部分に平らな面ができますけれど、その部分が背表紙です。無線綴じで製本する際には、表1と表4に加えてその間に位置する背表紙の部分も含めて制作することになります。