概要
原稿を書き終わったら、あともう一息。内容に間違いがないか確認しておこう。
そうやって無事に最後まで原稿を書き上げることができました。そうしたら完成 — ではなく、ここで最初からひととおり、原稿に誤字や脱字がないか、記載されている内容に間違いがないかといった最終チェックを行いましょう。このような作業を「校正」と言います。そうやって校正する中で、最初に出来上がった原稿とそれをチェックする段階のことを「初校」と言い、それを踏まえて直してチェックする「2校」と、必要に応じて校正を重ねて、最後のチェックを終えて「校了」となります。
校正する上で気をつけておきたいところとしては、引用したり何かの出来事を記載するときにその出典や歴史的事実が正しいかどうか、差し込んだ画像と本文の説明に食い違いはないか、文章に論理的な間違いがないか、登場人物の名前は正しいか、などなど、誤字脱字の修正だけでなくこういった点も念入りに確認しておきましょう。