概要
どんなツールで書いたら良いか。なんでも良いとは言ってもどうしたらいい？みたいな疑問を解消しておく。
原稿を実際に書き始めようと思ったところで、そもそも何を使って書いたら良いのか、初めて書く場合は想像がつかないかもしれません。
これについては「なんでもいい」です。本や文章を書くツールはいろいろあって、たとえば TeX や InDesign みたいな本格的なソフトを使ってみても良いですけれど、そうでなくてもぜんぜん良くて、最終的に PDF が出力できるものであれば大丈夫です。今や PDF 出力機能は OS に標準で備わっていたりするくらいなので、もはやテキストエディターみたいなものでもなんとかなります。
実際の様子を紹介すると、技術同人誌の世界では Re:VIEW というソフトを使うのが主流だったりするようです。多くの人が使っているソフトを使えば、最終的に同人誌らしいデータに仕上がりやすいのと、何かわからないことがあっても調べて解決しやすいので、よく分からない場合はこれを選んでみると良いでしょう。株式会社ゆめみさんは Vivliostyle を使っていますし、ほかにも Microsoft Word を使っている人もいます。Markdown エディターを使って書く人もいます。
こんな感じで自由にツールを選べますけれど、最初のうちは何かツールを選んでも「本当にこれで大丈夫かな？」と思うことはあると思います。使い心地が自分に合うかは使ってみないと分からないところでもありますし、もし後でほかのツールが良かったとなっても、文章をコピペで持っていくこともできるでしょうから、まずはなんとなく良さそうに感じたもので執筆を始めてみましょう。