背景
- ゆめみは業績賞与などの報酬制度はあるが十分に実施ができているわけではない
- その中でも各種キャンペーンなどで期待値を超える成果に対して賞与支給を行なっているが単年度の業績によっては予算がないため、付与金額が年度によってばらつきがある
- また入社年次によってキャンペーンがなかったりもする
- そこで、入社時期やキャンペーン時期によらないインセンティブの方法があると良い
目的
- 柔軟な成果に応じたインセンティブ報酬体系の確率
内容
- 各種望ましい行動・成果を出したメンバーに対して、キャンペーンなどの業績賞与とは別に によるバッヂを付与する
- 付与したバッヂの取得状況に応じて毎年業績に応じた業績賞与を付与する
効果
- 単年度の業績が悪く、キャンペーンとして業績賞与を付与できなくてもバッヂを付与することで、その後の業績が良い年度に事後的に賞与支給を行うことができる
- その時点では業績に影響がない先行的な取り組みが後になって結果を生み出した時に、事後的に賞与を付与できる
- それぞれの単体の取り組みは大きな業績インパクトがなかったとしても取り組みの回数・組み合わせが多数あるなどの場合、バッヂの付与数によって賞与支給を行うことができる
- イノベーター理論における、特にイノベーター層など先進的な取り組みを行う人に対しては、金銭的インセンティブを付与することは、アンダーマイニング効果を起こし逆効果になる可能性があるが、バッヂ付与を行なっておき、事後的に賞与支給を行うことで、アンダーマイニング効果を防ぐことができる
備考
- における新規バッヂ発行および、バッヂの付与はメンバー誰もが新規発行・付与を行うことができる
インセンティブ設計
頻度
- 賞与支給月に実施
- 9月、12月、3月
付与金額決定方法
- 付与バッヂポイントの合計に基づいて付与
- 付与バッヂポイントが10,000ポイント未満の場合
- YUMEXポイントで手動で付与する
- 付与バッヂポイントが10,000ポイント以上の場合
- 賞与で支給
付与バッヂポイントの算定方式
- BASEバッヂポイント+ゆめボーナスを付与バッヂポイントとする
BASEバッヂポイント
- 原則、300ポイントとする
ゆめボーナス
- ゆめボーナスの仕組みを使って投票で決定する
- Activeなバッヂリストの中で、付与対象者がいるバッヂを投票対象として選定した上で、投票を行う
- クアドラティックボーティングの仕組みを使って99の票数を各自で投票する
- 決定した得票数に応じて、ゆめボーナスを決定する
- 例として、100万円の原資が支給月に対して用意された場合
- システムによる各バッヂの得票数を「ゆめボーナス得票数」とする
- ゆめボーナス得票数に対して付与人数をかけたものをボーナスポイントとする
- ボーナスポイントの合計を計算する
- 仮に25,000ポイントとする
- 100万円の原資を25,000ポイントで分配する場合、1ボーナスポイントは40円換算となる
- 以上から、ゆめボーナス得票数✖️40円換算を「ゆめボーナス」とする