- このドキュメントについて
- ローテーションが必要となる背景
- ローテーションを行うことを推奨するケース
- ローテーションを行うための活動
- 定期的な増員と業務の委譲
- 保守のみとなっているプロジェクトのパートナーによる置き換え
- 新たな仕事を探す
- 暇ができてしまった場合
- オーナーとの連携
- オーナーの皆さんへ
- 退職リスクや精神的疾患のリスクを感じたら
このドキュメントについて
このドキュメントは会社の健康と個人の健康を実現するためにローテーションが必要なものとした上で、どのようなケースでローテーションを実施するか、具体的にどのようにローテーションを実現するかについて書き記す。
これをゆめみメンバーが理解することにより道標とし、個人の範疇で可能なローテーションを実現できるようになることを期待している。
ローテーションが必要となる背景
- 会社の健康面
- アンラーニングにおいては適切なローテーションが必要となる
- 個人に依存しないようにするには、定期的なローテーションが必要
- 同じプロジェクトに長くいる場合、成長の余地が少なくなる
- 個人の健康面
- クライアントを含めた人間関係が悪化している場合、パフォーマンスを出すことは難しいし、精神的な負担にもなる
- 成長が得られない環境に長く身を置き過ぎては、転職における市場価値の低下を招く恐れがある
ローテーションを行うことを推奨するケース
- その後の成長の余地が無い、少ない場合
- 同じロールで同じことをずっとやり続けていて、得られるものがなくなってきた等
- かなりの長期間特定の保守案件にアサインされ、開発はあるにせよ自身の成長余地が見込めないケース等
- 他のプロジェクトにローテーションして参加した場合の方が、成長の余地が大きい場合
- 業務知識、仕様理解などが個人に依存するネガティブリスクが高い場合
- チーム・プロジェクトにおける人間関係に課題があると判断された上、これを改善する手段の一つとして、メンバー配置を変えることをチーム・プロジェクトとして検討している場合
ローテーションを行うための活動
ここでは個人レベルで実践可能な、ローテーションを実現するために必要な活動を記す。 会社は個々人の努力により運営されており、各位はまず個人で実践可能な範囲でローテーション実現のために努力してください。
ほぼ全てにおいてあなたの努力はもちろん、チームメンバーとの協働も必要となります。 チームでどのようにローテーションを実現していくかを話し合い、共に行動しましょう。
定期的な増員と業務の委譲
既存のプロジェクトにおいて半年毎に兼務メンバーの増員を行った上で、これまでの既存メンバーの稼働を少なくして、新規増員メンバーの稼働を増やす。
重要なのは、1年半後のローテーションを見越して、増員メンバーBの稼働を増やしながら、既存メンバーAの稼働を少しずつスライドさせながら減らしていくことです。
それには、長期に続くと予想されるプロジェクトにおける早期(半年以内)増員が必要となります。
長期的にこれを実現するためにはアソシエイトの育成が必須です。 アソシエイトに経験を積んでいただき、プロフェッショナルになる。そしてプロフェッショナルがリーダーとなる、循環を作っていただきたい。
いつからあなたがポジションを手放すか、具体的な月まで想定できれば完璧です。
保守のみとなっているプロジェクトのパートナーによる置き換え
DevOps、自動化を進める中で、結果としてほぼ保守のみの作業となったプロジェクトについては、外部パートナー企業あるいはパートナーメンバーに委託をすることを検討しましょう。
その上でプロパーであるあなたは、新規プロジェクトへの参加機会を増していきます。
新たな仕事を探す
チーム内での情報共有やジョブボードの確認、テクニカルセールス活動を通じて、ローテーションを実現した後の、あなたの次の仕事を探しましょう。
理想的には、あなたがプロジェクト内でのポジションを手放した後、リードタイムなく次の仕事をしていく方が、あなたや会社にとっても幸せなことです。
計画的なローテーションを実施していく中で、あなたがポジションを手放すタイミングについて把握しておき、そのタイミングで新たな仕事ができるように調整していきましょう。
暇ができてしまった場合
ローテーションが予定通り実現し、予定通り実現したタイミングで新たな仕事を得ることは、相当恵まれた状況であります。実際には新たな仕事を得るまでのリードタイムが発生します。
その間は情熱投資ガイドラインに従い行動したり、今まで携わってきたプロジェクトを支援しましょう。
オーナーとの連携
あなたが個人としてプロジェクトでの成長が得られないと考えたり、人間関係由来でプロジェクトから離脱したいと考えている場合、アサイン権限を持つオーナーとは連携しておきましょう。
チーム / グループ / ギルドオーナーはあなたのアサイン権限を有しており、特定案件への強制アサイン権限や、それに伴うプロジェクトからのデアサイン権限を有しています。
あなたの事情を彼らに説明し、彼らと共にどうあなたの成長を実現していくか考えていきましょう。
オーナーの皆さんへ
プロジェクトでの成長が得られないなど、不満を持った人に対するケアにおいて、アサイン権限が必要になるケースがあります。
具体的には不満を持った人のプロジェクトからのデアサインと、それの補充に必要なアサインにおいて、権限が必要になる可能性があります。
不満を持っているメンバーはもちろん、プロジェクトのステークホルダー(PM、営業、開発メンバー)からの話も聞いて、状況の改善を試みてください。
もしもあなたのレベルで対応が難しい場合は、上位組織のオーナーへ相談しましょう。
- チームオーナー → グループオーナー
- グループオーナー → ギルドオーナー
実際の調整は非常に難しく、あなた一人ではうまくいきません。 上位のオーナー、ステークホルダー、何よりあなたに助けを求めた人と共に解決にあたりましょう。
退職リスクや精神的疾患のリスクを感じたら
特に注意すべきなのは適応障害や鬱などの精神的疾患、退職を仄めかすなどのリスクを感じた場合、問題は深刻なものとして捉え注意しつつ対応しましょう。
あなたが何とかできないと判断すれば、上位のオーナーや保健室など、頼れるものは全て頼りましょう。