背景
- アンラーニングにおいては適切なローテーションが必要となる
- 個人に依存しないようにするには、定期的なローテーションが必要
- 同じプロジェクトに長くいる場合、成長の余地が少なくなる
内容
- 同じプロジェクトに1年半、継続して業務を行う場合ローテーションの判断を行う
ローテーションを行うべき判断基準
- その後の成長の余地が無い、少ない場合
- 他のプロジェクトにローテーションして参加した場合の方が、成長の余地が大きい場合
- 業務知識、仕様理解などが個人に依存するネガティブリスクが高い場合
ローテーションを行う必要が必ずしも無い場合の想定
- 1年半同じプロジェクトに所属するが、同じプロジェクトの中で役割を変える場合
- 例
- サーバーサイド(半年)→フロントエンド(半年)→スクラム マスター(半年)→エピックプロダクトオーナー(半年)
ローテーションをより行うための方法
ローテーションDBによる可視化
を活用して、ローテーション希望を可視化する
人材開発会議
- レップ会議で、人材開発会議(今後開催予定)を定期的に開催してローテーションを促す
(重要)半年毎の兼務メンバー増員
- 既存のプロジェクトにおいて半年毎に兼務メンバーの増員を行った上で、これまでの既存メンバーの稼働を少なくして、新規増員メンバーの稼働を増やす
- 例
- 既存メンバーAの稼働1人月→0.75人月
- 新規増員メンバーBの稼働0人月→0.25人月
- 重要なのは、1年半後のローテーションを見越して、増員メンバーBの稼働を増やしながら、既存メンバーAの稼働を少しずつスライドさせながら減らしていくことである
- それには、長期に続くと予想されるプロジェクトにおける早期(半年以内)増員が必要となる
保守のみとなっているプロジェクト
- DevOps、自動化を進める中で、結果としてほぼ保守のみの作業となったプロジェクトについては、外部パートナーに委託をする
- その上でプロパーは新規プロジェクトにおける参加機会を増やすこと