https://youtu.be/vplEzV9HFkU
7月は個人的にちょっとした節目の月にあたるので、今回は本を読み進めるのはお休みにして、初心に戻るみたいな心地でこれまでの節目の度にもときおりしてきた「オリエンテーション」の時間にしてみますね。振り返りというには些かおおげさですけれど、勉強会のこれまでをちょっと振り返ってみたり、改めて参加にあたっての心持ちみたいなところですとか、確認していけたらいいなって思ってます。よろしくお願いしますね。
——————————————————————————————————— 熊谷さんのやさしい Swift 勉強会 #132
00:00 開始 01:00 題名について 02:25 表面から窺える範囲で掘り下げていく 03:33 技術ブログについての話 06:32 息抜きの場として在れる勉強会 07:05 勉強会のはじまり 07:59 勉強会の継続性が功を奏している印象 08:30 勉強会動画の一般公開 09:40 ちょうど良いかギリギリ足りない、絶妙な作業量 11:00 開幕前の談笑タイムは定着気味 13:07 勉強会の終了時間が気になるところ 13:59 もっと気軽に話しかけてもらって OK 16:02 勉強会の方針 16:55 基礎力の向上が目的 19:11 プログラミング言語の存在に意識を向けるきっかけにしてほしい 21:55 ゆっくりペースも板に付いてきた印象 23:16 繰り返し学んでいくスタイル 25:07 想定している参加対象者 26:58 話しかけてもらう上での心掛け 29:05 何かに参加するときの心持ち 30:12 講習会ではないですからね 31:16 これまでの開催統計 32:30 合計滞在時間 33:57 参加率 34:55 長い時間 Swift に親しんでくれたことは実績 35:49 曜日別の参加者数 36:52 今後の見通し 37:02 一般公開はまもなく開始 37:35 参加者の一般公募もされるかも 38:07 個人的な活動としての構想 ———————————————————————————————————
Transcription & Summarize : 熊谷さんのやさしい Swift 勉強会 #132
始めていきましょう。オリエンテーションなので、雑談しつつ進めていこうと思います。終わらなければ次回の機会にまたやればいいので、問題ありません。オリエンテーションは今日で6回目です。初めて参加された方もいるかと思うので、この会がどのように運営されているか、どんな方針で行っているかを確認するのが今回の目的です。
前回のオリエンテーションでは省いた内容について話します。「優しいSwift勉強会」という名前は、自分が株式会社ゆめみに招かれて勉強会を開きましょうといったときに、勝手につけられた名前なんです。「優しいSwift勉強会」とは言っていますが、どうでしょうか? 参加してみての印象はどうですか? 自分は特に「優しい」にこだわっていないのですが、題材として優しいものであるように心掛けています。具体的には「The Swift Programming Language」というSwift言語の公式入門書を使って、Swiftを広く深く見ていくことをコンセプトにしています。
以前、Swift勉強会についてブログに書いたときに、「C言語の理解に苦労していた中でこの記事はシンプルに述べられていて難しくなくてよかった」という感想をもらったことがありました。それも大事なことだと思います。雑談が少し続きますが、ブログや記事について話題になりました。例えば、古い記事でも内容が興味深かったり、有用な情報が含まれていることがあります。特にプログラムのコードやキーボードのアニメーションに関する記事などがそうですね。
また、情報が古すぎる可能性もあるので、最新の情報を追い求めることも大切です。無駄になる情報よりも、少しでも有用な情報の方が良いという考え方です。エンジニアリングの世界では、時代の変化に合わせて情報を更新していくことが重要です。
この勉強会でも、技術的に細かすぎる記事や内容も大事ですが、「優しい」というテーマに基づいて、忙しい中でちょっと息抜きに来るくらいの感覚で参加できるように心掛けています。勉強会の始まりは、突然自分が呼ばれてから翌日か翌々日に始めることになりました。勉強会の経験があったので、適当にやりつつも皆さんと一緒に作り上げていく形にしました。
その中で、皆さんと交流しながら勉強会を作り上げてきました。継続性が大事だと思っていて、最初に週3回やりましょうという大胆な発想を取り入れて、いい感じに構想が進んでいると思います。ただ、勉強会の動画公開に関しては今のところ構想がギリギリの段階です。 ただ、「全然否定的な話じゃなくて」という点を強調したかったのですが、それはちょっと誤解かもしれません。とりあえず、動画公開の企画が進められていて、そのプロセスで動画の無駄話をカットする作業が思いのほか手間がかかっています。ただ、ここで言っている手間というのは、動画編集自体ではなく、復習の手間ですね。つまり、自分で動画を再度見直して、間違いがないか確認したり、不明瞭な部分があったときにテロップを入れるために調べたりすることに多くの時間を費やしているのです。それも週3回のペースを保つのがギリギリといった感触です。
張り合いという点では、この週3回というのは絶妙な回数かもしれません。これが広げていくことで、さらに余裕ができて発展させていける場合もありますが、その余裕がほんの少し足りないというのは良い効果を生むこともあると感じています。というのも、時間が余っているとつい惰性で過ごしてしまいますが、少し足りないと余計なことを考えたり、次につながるような新しいアイデアが生まれるからです。
勉強会の基本スタイルに戻りますが、開始前には10分から20分程度の雑談の時間を設けています。これが徐々に馴染んできて、悪くないと感じています。勉強会としてどうかという思いも少なからずありますが、社内エンジニア同士の交流を目的としているため、雑談は意外と良い機会になるのかもしれません。雑談の内容も日常的な話題から生まれるものなので、何かに繋がることも多いです。
雑談タイムを多めに設けることは、例えば忙しい人が少し遅れて参加することで気持ちのリセットを図れる場にもなります。一方で、終了時間が延びることもありますので、今後は少し早めに終わることを目指してみようかなとも思っていますが、これは実現できるかはまだ自信がありません。
また、『The Basics』に入ってからは質問の機会を増やすようにしています。最初は賑やかでしたが、最近は皆さんおとなしい感じもあります。おとなしいのも全然問題ありませんが、思い浮かんだことがあれば、どんどん発信してください。思ったことをその場ですぐ話しかけてくれてもいいですし、Zoomのコメントで投げ込んでくれても構いません。とにかくゆったりと話をする機会として活用していただければと思っています。 話しかけていただくコメントについてですが、全然違う話題でももちろん大歓迎です。また、勉強会で技術系の内容を話す際に、聞いた内容を自分なりに咀嚼してから意見を述べようとしたら、すでに10分経過していることもあるかと思います。その時には、話題が変わってしまっても全然気にせずにコメントを残してもらったり、割り込んでもらっても構いません。そんな感じでゆるく参加していただけると嬉しいです。
この勉強会の方針についても触れておきます。先ほど少し話しましたが、プログラミング言語の理解を深めるのが目的です。特に英語が苦手でも、気兼ねなく参加できるようにしています。例えば、英語の使い方が難しく感じることもありますよね。私自身も英語の表現で悩んだりしますので、そういった細かい点も気にせず学べる場にしたいと思っています。
この勉強会の目的は、プログラミング言語の語学力を養うことだと考えています。プログラミング自体が一筋縄ではいかない分野ですし、時間がないとなかなか取り組むのは難しいかもしれません。だからこそ、継続的に開催して、全体を通して言語に馴染んでいくことが大切です。馴染んでいくことで、必要なときに引き出しがたくさんあるという状態になり、それが基礎力に繋がると考えています。
また、動画の整理をすることで、非プログラミングの時間に思い起こされることもあります。例えば「あの時にこんな話をしたな」と思い出すことがあり、それが自分の中での学びを深めるきっかけになります。勉強会の中で、謎のことをしたり考えたりすることで、徐々に基礎力がついてくるのだと思います。
プログラミング言語に意識を向けることは重要です。勉強会に参加することで、いろいろな発見や考える力を養うことができます。そうやって積み重ねた小さな成功体験が、最終的に大きな成長に繋がると信じています。日常の中でこの勉強会を活かし、少しずつ成長していくようなことを目指しています。
このような心がけで参加していただければ、普段の生活や仕事にも活かせる部分が出てくると思います。皆さんの感じ方次第で、いくらでも有効活用が可能なので、そんな感じで参加していただけると嬉しいです。 基礎的な学力については話しましたが、生活の中での学びを大事にしながら、ゆっくりと進めています。勉強会を三回にわたって実施しているので、じっくりと進めているわけです。最初のころは焦ってしまい、時間に追われることが多かったのですが、最近はほとんど焦らなくなりました。そのため、細かい部分までしっかりと見ていくことができ、良い機会となっていると感じています。
企業対効果や時間対効果から見ると、勉強会はやや効率が悪いかもしれませんが、このスタイルが価値があると信じています。勉強会は趣味的な要素も含んでいるので、自分にとっても大事な時間となっています。同じ内容を何度も話すこともありますが、一度聞いて身につくことは少なく、繰り返し聞くことで記憶に定着させることが目的です。同じことを何度も繰り返すことで、発想が膨らんでいく側面もあります。
勉強会では、疑問や質問があったときには遠慮なく話しかけてください。以前に聞いたことを気にせず、わからないことは何度でも質問して大丈夫です。自分自身もたまに聞いたばかりのことを忘れて質問することがあり、そのようなことも問題ありません。
勉強会の対象はアソシエイトエンジニアですが、方向性が変わらず、題材としても悪くないと感じています。また、プログラミングに親しむことは、詳しい人にとっても新たな発見があり、アソシエイトエンジニアの成長に繋がるものです。
センサー判別レベルの人が集まることで、効果が高まり、みんなの底上げに繋がると考えています。プログラマーやプログラミングに興味がある人であれば誰でも歓迎です。株式会社ゆめみにはエンジニア以外にも営業の人などがいますが、とにかく興味がある人を歓迎します。
この勉強会は、例えば書道のように、みんなで集まって学び合うことを大切にしていきたいと思っています。 いつでも話しかけてOKというのは何度も言っている通りです。これを踏まえて、なかなか話しかけるのが難しいなと感じる人もいるかもしれません。そんな人のために、三つの心を持っているといい感じに話せるのではないかと思いますので、紹介しますね。
まず、どんなに詳しそうな人が相手であっても、その相手が全てを知っているということはありません。ほんの些細なことでも知らなかったりするのは普通です。ですから、「これくらい誰でも知っているだろう」と思って話しかけるのをやめてしまうのは、その人が知る機会を逃してしまうことになりますし、もったいないです。全然些細なことでも聞いてもらって大丈夫です。
さらに、プログラミングの界隈では話す内容が正しいかどうかに関心が向くことが多いと思います。しかし、少なくともこの勉強会においては、話すことが正しいか正しくないかどうでもよく、話しかけてもらうことが重要です。その後に、話しかけてもらった内容が正しいかどうかを一緒に考えることが大事です。ですから、相手の意見をまず尊重し、その上で話を重ねていくといい感じに話が進むのではないかと思います。他の勉強会などでもこれを大事にしてほしいと思います。
また、「この勉強会は講習会ではない」という言葉は、自分が最初に勉強会を開いたときに先代の主催者が掲げていた言葉で、私も好きな言葉です。何事もその中で何かを得るかどうかは本人次第ですので、この気持ちで臨むことで、成功体験や成果を積み上げていけるのだと思います。
さて、この勉強会は7月でおおよそ1年を迎えます。それに伴い、統計を出してみました。平等性を保つのは難しいのですが、途中入社した人もいるので合計滞在期間などを出してみました。これから時間の多い人がすごいという一般的な評価にしがちですが、先月からゆめみの社員になった人にとっては実際の評価とは異なるかもしれません。それが一つの統計であり、誰がすごいとかいう話にはしないほうがいいかなとは思います。
合計滞在時間も面白いですよね。自分がそれ以外で最大の勉強会の時間を含んでいるのは当然として、準備時間や雑談時間も含んでいます。初回参加日で、9月から参加しているのに滞在時間がすごいなという風に解釈してもらえたらと思います。また、参加率も見てみると、参加回数が130回中8割9割の割合で参加している人がいるのはすごいことです。
話をする時間がたくさんありますので、興味があればどんどん話しかけてくださいね。 ちなみに、上位の統計を少し取りづらかったんですが、今回の勉強会へのユニーク参加人数は74人です。74人の中で延べ参加人数も出しましたが、一応、ユニーク参加人数は74人ということでご了承ください。この勉強会の趣旨として、参加者がプログラミングに親しむことが目的ですので、これだけの人数が参加してくれたのは間違いなく実績だと言えるでしょう。少なくとも私自身が勉強会に参加した時間のおかげでエピソード力が上がったと感じています。その点を考えると、参加者も自己満足的な評価を持ってもらえれば良いのかなと思います。
もう一つ、統計を出してみました。曜日別参加者数を見ると、月曜は少ないと感じていましたが、実際に数を出すとそんなに変わらないことが分かりました。平均参加者数は13人〜14人で、最近は10人程度と少なくなっていますが、大きくは変わりませんでした。曜日によって何か企画するという考えはあまり意味がなかったかもしれませんが、今後の参考にしてみます。
さて、今後の見通しについてですが、まずは動画の公開が近日中に予定されています。詳細な部分については、万全を期して調整していますので、ご安心ください。スライドも ODT チャンネルに公開する予定ですので、詳しい情報はそちらで確認してください。
最近浮上した話題としては、一般公募も考えています。一般公募をする場合は、Zoomでの招待やYouTubeでの動画アーカイブを公開する形になるかと思います。具体的な話が決まりましたら、改めてお知らせします。
さらに、個人的な考えとして、どこかへ出向いて勉強会を開催するのも良いのではないかと思っています。これはまだ具体的ではありませんが、お仕事のメンバーにも参加してもらい、現地とオンラインの両方で行う形も考えています。出向いたついでに外部の人を募集することも想定しています。この点も今後の展開次第で具体化していくつもりです。
以上が今日のオリエンテーションで話した内容です。動画公開時には統計の部分を省いた形での公開を予定していますのでご安心ください。これで今日の勉強会は終了です。ご参加ありがとうございました。お疲れ様でした。