勉強会の中では、間違えて スティッキービット
を「実行ファイルに root 権限を与えて実行する印」と紹介しましたが、正しくは「それがセットされているディレクトリーに書き込み権限があっても、自分で作ったファイル以外は削除できない印」でした。
実行権限を変化させるものは SUID, SGID ビット
と呼ばれるようで、こちらは root
権限に限らず、その実行ファイルの所有者権限で実行させられるものになります。
パーミッションの指定方法
chmod
コマンドでパーミッションを設定するとき、次のようにしてそれを指定できます。
ビット | 記号での指定 | 値での指定 |
SUID ビット | u+s | 0o4000 |
SGID ビット | g+s | 0x2000 |
スティッキービット | o+t | 0o1000 |