背景
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情報の透明性ガイドライン
- あらゆる情報(事実・現実・真実)を顧客にもオープンにする
- 情報の記録を徹底する
- 情報はオープンにするだけでなく透過させる
三実主義
ゆめみでの情報とは以下の三つを指します
事実・現実・真実
事実
- 誰が見ても変わらない客観的な事柄を指す
現実
- その事実に対して、理想とのギャップや理想に対しての実現困難性などの主観的な評価や、実際に対応できる範囲の方法論など主観的な意見・解釈を指す
真実
- そのギャップに対してどう感じるか、あるいは理想に対しての主観的な想い、個人的な価値観・その時々の(否定的含めた)感情を指す
⑴ あらゆる情報を(顧客に対しても)オープンにします
- 事実については、誰か見ても客観的なものだが、現実や真実といったものは主観的であるため、事実・現実・真実を含めた情報をオープンにして対話に繋げていくことが大切である
- そして、あらゆる情報は顧客にもオープンにします
- 悪い情報についても、Bad News Fastとして、顧客にもオープンにします
- ビルオフィスについては、ノードアポリシーでコミュニケーションをオープンにします
- 現実だけでなく真実についても、まず自ら顧客に自己開示して、関係性を気づきます
- 社内のナレッジも可能な限り社外にオープンにした上で、ナレッジ共有や業界貢献を行います
⑵ 情報の記録を徹底する
- あらゆる会議で議事録を必ずとるようにします
- 社内の定例会議は動画で記録をとることが会議標準になっています
- 例えば、経営会議・取締役会は動画で記録され社内にオープンにされていますが、社外に対しても一部会議はYouTubeLiveで公開されています
- そして、会議の場での事実だけでなく、現実や真実などもオープンにして記録します
⑶ 情報を透過させる
- 単に情報はオープンにしておいて、見てくださいとするだけでは不十分なことがあります
- つまり、情報はPULL(本人が取りに行く)だけではなく、PUSH(必要な情報を必要なタイミングで必要な分だけ配信する)が必要です
- 相手が必要な情報を必要なタイミングで相手の場まで出向いて伝えていく透過性が大切です
- 伝えたい場合や相談したい場合などは、相手先チームの定例会議などに出向いていくという行動が大切となります
- 社内の定例会議における定例議題としている「モヤモヤ傾聴」などもその一つであり、直接的に情報(この場合は、真実)を伝えることが大切です
- レップ会などでの共有事項もテキストでは伝わらない真実を透過して伝える意義があります
- 総務が定期的に行う #000_announce_all チャンネルでの 各種周知設計 に基づく周知もPUSHの考え方に基づいて行っています
参考情報
運用における注意点
- あらゆる情報をオープンにする場合でも、以下の情報は除きます
- 個人情報
- 顧客企業が特定のメンバーにだけ共有するものとして指定する機密情報
- セレスに関連して、インサイダー取引にあたるとして情報開示の制限が必要な情報
- 個人が公開をして欲しくないとして共有された情報(例:休職、退職事由など)
- その他、ゆめみが指定する情報
- メンバーの給与情報も個人情報の一つとして共有はしません
- 但し、給与制度にあるようにプロリクを行う中で給与額は公開されますが、なるべく目に入らないようには配慮しています
- Slackは可能な限りパブリックチャネルで運用します
- 機密性が高い内容は、実体データをGoogleDriveやConfluence/JIRAに保存することで、Slack内でのやりとりのオープン性を保ちやすくします
- 顧客についての情報をパブリックスペースで話をするときは、顧客から指定がなくても顧客名に対して別名をつけます(例:洋服屋さん、車屋さんなど)
- 顧客から指定があった特殊なプロジェクトについては、コード名で呼びます(例:Atom、Giant)
社外にも公開されている情報
ゆめみ の問題点・課題点(リアリスティック・ジョブ・プレビュー)
ゆめみオープンハンドブック🔰徹底的な透明性の方針と、少しでも組織のひずみを無くしたいというパーパスにもとづいてゆめみの社内情報ポータルの情報は社外にも公開されています
社内のインシデントの中でも、ゆめみ社外に影響あるインシデントかつニュースリリースなどの対応までは不要なものをインシデントポータルで公開しながら、徹底的な透明性の方針を実践します