概要
細かくレイアウトしようとすると問題になってくることがある、のど。その存在を知っておくと楽しいかもしれない。
本文には「のど」と呼ばれる部分があります。のどというのは、本を綴じたときの綴じる側にある辺の部分です。綴じられるとこの「のど」の部分があまり開かず読みにくくなるので、原稿を作る際には文字があまりのどに近づきすぎないように余白を多めに取ってあげるなどの配慮が必要になります。
のどの部分の影響は綴じ方向によっても変わってきます。無線綴じでは先ほど記したとおりなのですけれど、中綴じの場合は中央で本を大きく開くことができるため、のどの存在を意識しないで原稿を書いたりすることもできます。