変更履歴
- 2023/5/29 リリース
- 2023/10/20 申請プロセスを記載
背景
- 採用の見極め精度は少しずつ上がっているものの限界はある
- ゆめみが求める採用基準・行動指針などと合わないということが入社後に明らかになる場合もある
- あるいは、入社時はマッチしていたが、会社の方針が変わるなど(例えば、現在はよりインテンシティが高い組織(顧客の課題に集中して、濃密な働き方を行う)を目指)で、マッチしないケースが出てくる可能性がある
目的
- 会社の秩序、カルチャーの維持・醸成、本人の次のキャリアへの支援・選択肢提示
内容
- いったん白紙の状態で代表面接をした上で、面接がお見送りとなった場合には、ホワイトカードが通知される
- ホワイトカードを受け取った社員は提示された支援金(例:会社が設定する上限3ヶ月分の給与相当)を受け取って、次の会社へのエントリー(転職)を行うか在籍し続けることを選ぶことができるし、選ばないこともできる
プロセス
- X-pointの人事稟議から申請
- 必要性を判断して、代表面接が実施される
- 面接の結果、お見送りとなった場合には、理由と共に対象者である本人にホワイトカードが通知される
- ホワイトカードには、次の会社へのエントリーを行うための支援内容が含まれる
- 本人判断で次の会社へのエントリー(転職)を行うか、ゆめみにエントリー(在籍)し続けることを選択する
基本的な判断基準
- 改めて採用面接を行うとすると、現時点での採用基準に照らした時に、最終面接でNGとして判断されるような理由がある場合
- 詳細の理由については様々なケースがあるが本人や人事以外には公開されない
対象
- 社員
備考
- 代表面接を行う起点は様々な要因が考えられるので一つではないが、最終的に代表判断で実施される
- 代表面接については、代表面接が実施される旨が明示されて本人に連絡がされる
- ホワイトカードの内容については労務リスクがないように外部専門からのレビューをもらった上で本人に通知する
- 労務リスクに発展しないように、代表面接の内容は人事責任者含めて2名以上の同席をした上で、必要に応じて録画をしておき、後日の紛争防止を考慮する
- 正当な理由がなく面接を拒否する場合に、面接を経ないでホワイトカードが提示されることもある
補足説明
- プロリク経緯
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希望退職制度について 希望退職制度は時期を限定して、退職の希望を募る制度で、あくまでも従業員の意志を尊重し、従業員が自ら選びます。企業は従業員に有利な条件を提示しますが、背景には経営悪化によるリストラの前段階、合併等の組織再編により重複部署が生じた際の人件費削減、組織の若返りを狙ったものなど、企業側の経営方針の見直しに紐づく意図があり、制度が導入されます。 と仮に定義した場合、経営事情により期間を限定して会社が希望をつのるのが希望退職だとすると、ホワイトカードは会社の事業方針や採用によるミスマッチなどが原因として、改めて白紙にして面接すると不合格になる人に対して、社員に有利な条件を提示して、よりよい転職先を探してもらう制度になるかと思います。 社員の意思を尊重する意味では同じですが、一般的な希望退職は、期間を限定することになりますが、ホワイトカードは期間を限定せずに常に実施する事と、広く希望を募るのではなくて、会社から個別に通知することなどの違いはあると思います。 希望退職などは経営悪化によって募る事も多いと思いますが、ホワイトカードはあくまでミスマッチを対象にしています
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