スコープの変更(コミット)におけるコンフリクトの例を示す
スコープの変更におけるコンフリクトとは以下のようなステップの中で内容の異なるスコープの変更が短期間に行われることを指す
STEP2において、コミッターBは、コミッターAによるスコープAの定義をスコープBとして変更した。
それを短期間のうちに、コミッターAが、再度スコープAに定義を戻すということは、コミッターAとコミッターBにおけるコンフリクトが生じていることを意味する。
これが、STEP2で止まって、スコープBの変更をコミッターAが受け入れている状態であれば、コンフリクトは発生していない。
あるいは、STEP2とSTEP3に十分な時間が経過しており、スコープBに基づいた活動がチームで行われた結果、やはりスコープAに戻すということが行われたのであればコンフリクトではない。
このようなコンフリクトが行われた場合は、コンフリクト解消を行う必要がある。
コンフリクト解消は、自責で定義するプロセスに従う。ただし、それでも解消されない場合は、ロールバックとして、STEP1以前の元の状態に戻るものとする。